コロッセオ

ローマのシンボル

イタリア・ローマにある象徴的な建築物と言えばコロッセオ。
たぶん、ローマ観光をしている人のほとんどが訪れているであろうコロッセオ。
このコロッセオはローマのシンボルでもあり、「コロッセオがあり続ける限りローマもあり続ける。コロッセオが倒れるとき、ローマも倒れる」とまで言われるほどの存在だそう。ローマには歴史的な建造物がいくつもありますが、そのローマでこうまで言われる、ということが、いかに重要な建築物なのかを物語っている。確かに、ローマについて記述されている文献をみると、コロッセオの話が山ほど出てくる。それは、このコロッセオがローマにとって非常に貴重な建築物だからだと思う。

さて、そんなコロッセオについて迫ってみよう。
コロッセオは、昔に人と猛獣が闘っていた競技場である。
今でこそ禁止されているが、当時は人と猛獣が闘い、そこで命を落とすことも当たり前に行われていたのだ。
なんとも悲しい歴史ではあるが、このコロッセオは「当時のローマでどんなことが行われていたのか」という歴史を示すものにもなっている。
コロッセオを今見てみると、欠けているのがお分かりいただけると思う。
これは最初から欠けていたのではなく、コロッセオの石を利用して教会をはじめとする他の建築物を建てていたからだ。今思えば、「歴史的な建築物を壊して他の建物を作るなんて!」と怒られそうだが、当時の人にしてみれば「見世物が行われなくなった競技場をずっと残しておくよりも、有効活用した方がいい」くらいの感覚だったのだろう。
こうした部分も含めて、コロッセオは当時を知ることができる貴重なもののひとつなのである。
また、今のコロッセオは床がむき出しになってしまっているが、昔はこの部分にきちんと板を敷き、下に落ちないようにして見世物が行われていたそうだ。

コロッセオの悲しい話

ローマの貴重な遺跡であるコロッセオだが、その歴史はとても複雑なものである。
上述したとおり、コロッセオでは人と猛獣の戦いが行われていた。それだけでも想像できるが、これは非常に残酷な戦いであったそうだ。猛獣と言っても、時にはウサギなど小さな生き物であることもある。でも、反対に象など非常に大きな動物で、人が命を落とすことも少なくなかった。このコロッセオでは、人と動物どちらも非常に多くのものが消えていったのである。当時の娯楽であったと言われるコロッセオだが、こうして書くと「闇の部分」も非常に大きいと思われる。今でも、このコロッセオには幽霊が出ると言われているそうだ。このコロッセオに行く時は、そこにある悲しい歴史のことも頭に入れておきたい。

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